令和3年12月7日(火)、今年明るい話題を提供して下さった人物を題材にした2021年話題の人「変わり羽子板」(全10点)を、浅草橋総本店1階にて発表いたしました。
(各一点非売品)
羽子板とは女の子の赤ちゃんが初めて迎えるお正月にその子だけの“お守り”として贈られます。 旧暦の12月から1月の間は十二支による暦の上で「丑・寅」にあたり、「鬼門(よくない結果が起こりやすい時)」の時期となり、その時期を生命力の弱い赤ちゃんが無事に通過できるようにという願いが込められて、室町時代頃より魔除けとしての習慣が出来ました。
羽子板遊びでつく羽根の黒くて堅い玉は「無患子(むくろじ)」といい、「子が患わ無い」とも読めるように、無病息災のお守りの意味もあります。また、「はね」が飛ぶさまが病気を運ぶ蚊を食べるトンボに似ていることから、子どもが蚊に刺されないように、病気にならないようにとの願いも込められました。
江戸時代に入ると、現代でいうブロマイドのように歌舞伎役者などをかたどった押絵羽子板が流行しました。弊社の変わり羽子板も今年明るい話題を提供した方を題材としており、本年明るい話題を提供した方の運気をお借りして、災いをはねのけ、来年が良い年となるようにと祈願して制作しております。
今年は、コロナ禍の中での東京五輪の開催、総理大臣の交代、メジャーリーグでの日本人初快挙、ノーベル物理学賞受賞、人気グループ嵐のW結婚、ビッグボスの就任など、様々な話題がありました。そんな明るい話題を提供して下さった人物をモチーフに、【国際・社会】から1点1人、【政治】から2点2人、【芸能】から1点2人、【スポーツ】から6点8人と合計10点/13人の羽子板を制作・発表しました。