仮想現実・バーチャルリアリティの実用化が進んでいます。建設業界では、この最新技術を駆使し、遠隔地から「現場」を視察する試みも。ある催しを取材しました。
建設業に携わる若手技術者の育成を目的とした催しが、9月28日、東区の中部地方整備局で開かれました。ドローンの実演や無人ショベルカーの操縦体験の他…
(記者)「こちらではVRを使って実際に建設現場を体験できます」
参加者が装着しているゴーグルにはCG動画が映し出されています。現在建設中のダムの完成した状態です。遠隔地にいながら、建設現場の様子を立体的に確認することができます。
(記者)「VRで現場を体験できることにはどういった利点がある?」
「やはり現場の規模・大きさとか、完成前に完成図がわかるので、こういうところまだ今後直して行けばいいんじゃないか。皆さんにこういう物が出来ますと説明しやすくなる」(中部地方整備局 技術活用・人材育成部 内藤課長)
こうしたVRの技術は、大規模な建設現場では既に導入が始まっています。技術者たちもVRによる業務の効率化に期待を寄せます。
「実際の図面だと完全に理解するまで時間がかかるけれど(VRならば)理解が深まる時間が早まる」(参加した技術者)
「どんどん先進的な技術を取り込んでもらって現場を高率的に確認できればと思う」(中部地方整備局 技術活用・人材育成部 内藤課長)
VRは、今後さらに身近なものになるかもしれません。VRなどで使われるゴーグルなど関連機器の出荷台数の世界予測です。2021年には849万台だったのが、2027年にはなんとこちら。今年のおよそ7倍の、5954万台まで拡大するという予測です。
▼チャンネル登録はコチラ↓↓応援お願いします!
/ @aichi-news
▼ニュース公式SNS
◇Twitter(情報提供はこちら)
twitter.com/news_tva
◇TikTok
www.tiktok.com/@tva_news
【主な報道番組】
▼5時スタ 月~金 17:00~17:25
今、気になるニュースを「暮らし」に密着した視点で伝えます。
tv-aichi.co.jp/5sta/
▼TXNニュース 土日 17:20~17:30
日本や世界の最新ニュースをコンパクトにお伝えします。
▼映像提供はこちら
tv-aichi.co.jp/newspost/