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【能登半島地震】あの日のまま、復興の灯は…少年院出ドクターが診た、被災地の記録

2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震から、まもなく1年。9月の豪雨被害も重なり、復興への道筋はさらに複雑化し、完全な復旧には至っていない状況だ。そんな被災に特別な想いを寄せる、医師がいる。大阪河内長野市の水野宅郎医師。
少年時代、不正薬物に手を出し、18歳で少年院に送られた経歴を持つ。水野さんは保護司や親に支えられ、一年発起して石川県・金沢医科大学に補欠合格し、30歳で医師免許を取得。能登半島は水野宅郎医師にとって、第2の故郷的な思い出が詰まった場所だ。そんな能登半島の復興を支えたい…地震発生直後、水野医師や看護師たちは被災地支援のためにボランティア活動を開始。行っているのは足浴ボランティア。被災地の病院や介護施設を訪れ、十分な入浴ができていない高齢者に対して、足を洗い、爪などのケアを月に一度、行っている。
11月末。寒さが増す被災地のボランティア活動に向かった水野医師に密着。いまだ、発生当時ままの現場や被災者との出会いを通して、復興への課題を映像ルポとして映し出していく。

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