行方不明者の捜索や逃走した犯人の追跡などで活躍する警察犬の嘱託式があり、今年の活動をスタートさせました。
警察犬として活動する、ジャーマンシェパードの「チョッパー」、愛称は「サブ」です。
「これから1年よろしくお願いいたします」
長野中央警察署の松島敏史署長から飼い主の徳永清美さんに嘱託書が手渡されました。
徳永さんは嘱託を受けて13年目です。
訓練所を通さずに自ら飼い犬の訓練を重ね、これまで行方不明者の捜索で9回の出動経験があります。
■徳永清美さん(76)
「訓練は…あ、だめだほら伏せよ、サブちゃん」
「鼻が第一だから鼻の利く犬や指導者の言うことをきちんと守る犬。精度の高い犬をこれからまたつくっていきたい」
■長野中央警察署・松島敏史 署長
「特に最近はご高齢の方がいなくなる機会が多くあるので、機会が無いに越したことは無いですけど、いざという時には活躍してもらえるように頑張ってもらいたい」
任期は1年で、これから毎日訓練を重ねながら出動に備えます。